本物の木目込みの技術で作る――独特の魅力を放つ「マスク」
靖月(せいげつ)人形さんは、岩槻の伝統的な木目込み人形を製作されている人形工房。
平成16年3月、初代石川順平さんが埼玉県の無形文化財に認定されました。
昨年より、広く岩槻のお人形を知ってもらうため、本格的な木目込みの技術を活かし、「隈取り(くまどり)マスク」を考案。製作、販売を開始しています。
歌舞伎の隈取りをモチーフにしたマスクは、和のモチーフでありながら、ベネチアンマスクのような異国の風情も感じられる不思議な魅力を放ち、見るものの目を惹きつけます。
岩槻盛り上げ隊甲冑部とのコラボレーション企画はじまる。全国5か所で販売。
この度、岩槻盛り上げ隊甲冑部は靖月人形さんによるオファーを受け、「人形のまち岩槻」を国内外にPRすべくコラボレーション企画をスタートさせます。
イベント出陣の際にマスク着用の隊員を見かけたら声をかけてくださいね!
「隈取りマスク」は現在、東京・青山の伝統工芸青山スクエアで展示販売されているほか、長野県松本市の林人形工房さん、愛知県の人形の金魚屋さん、岡山県の人形の中沢さん、鳥取県の人形のたいらさんの全国5拠点で販売されています。
人形工房とカフェ、ハンドメイドも。
けずりひ――風雅でシンプルなかき氷を人形職人のこだわりで提供。
靖月人形さんでは人形工房に併設したカとハンドメイドの店「悠久REST」と、夏季のみオープンの「けずりひ靖月少納言」(9月下旬、10月上旬まで)を運営しています。
開店中は気さくで聞き上手な石川さんの温かさに引き寄せられるように、近隣の常連さんを中心に人の輪が生まれ常に賑わっています。
「けずりひ」とはかき氷のこと。材料と製法ともにシンプルかつ最高の状態のけずりひを提供したいと、人形製作に注ぐ情熱と同様にこだわりのある逸品です。
ふわふわで上品な甘みの”けずりひ”をぜひ体験してください。
岩槻の人、モノ、コトを発信して行きます。
今回は岩槻の人形博物館の裏手、江戸裏小路にある人形工房「靖月人形」さんにインタビュー。
人形工房にカフェ&ハンドメイドの「悠久REST」を併設、夏季にはふわふわのけずり氷が楽しめる「けずりひ靖月少納言」をオープン、木目込みの技術を活かした「隈取りマスク」を開発するなど、独自の取り組みについてお話を伺います。
リポーター:岩槻盛り上げ隊・マリー隊員
靖月人形・基本情報
名称 | 靖月人形 |
所在地 | 〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町4丁目5−9 |
WEB/SNS | 靖月人形|人形のまち[岩槻人形優良店会] (iwatsukiningyou.com) |
営業時間/定休日 | AM9:30~PM8:00/無休 |
問い合わせ | TEL:048-756-2429 |